矯正歯科

上顎前突

上顎前突とは上の前歯が下の前歯より著しく前方に突き出した不正咬合をいいます。
【原因】
  1. 遺伝
  2. 指しゃぶりや舌癖などの習慣
  3. 鼻疾患による口呼吸

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【障害】
  1. 顔の印象の問題・・・・口が閉じづらく、いつも口を開けている。また、笑うと上顎前歯や歯肉がよく見える。
  2. 心理的な問題・・・・劣等感を持つようになり、内向的な性格になりやすい。
  3. 機能的な問題・・・・咀嚼(噛むこと)嚥下(飲み込むこと)発音がしにくい。
  4. 上顎前歯に外傷を受けやすい。
  5. 下顎が著しく後退していたり、前歯の噛み合せが深い場合は、顎関節症を起こすこともある。

乳歯列期の上顎前突(3〜6歳)


指しゃぶりや舌癖が原因になっていた場合
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やめるには、習癖指導(習癖除去装置を用いることもある)

混合歯列期の上顎前突(7〜11歳)

〜下顎の成長発育を利用して、抜歯をしないで治した症例〜

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■ 混合歯列期に治療を始めるメリット
まだ成長発育の余力が十分あるので、ヘッドギアーを使って上顎の前方への成長を抑えたり、ファンクショナルコンプライアンスを使って、下顎の前方への成長を刺激することが出来る。

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大きな治療効果を得るには、これらの器具をなるべく長時間(家庭内で)使用することが必要である。

永久歯列期の上顎前突

-- 抜歯をして治した症例 --
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突出した前歯や、ガタガタになっている歯列を改善するには、第一小臼歯を抜歯してスペースを作り、前歯を後方に移動することがあります。
一般に、抜歯して治すのは、顎が小さく口元が突出し前歯の前突が著しいケースです。抜歯したスペースは、前歯が後方に移動してスペースがなくなりますので、心配はありません。

成人の上顎前突

抜歯が必要なこともあります。
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成人の矯正治療は、顎の成長を利用する方法が使えません。歯を抜いたスペースへ移動するだけで、前突している前歯を改善したり、口元の突出感を治すには、ある程度限界があります。

反対咬合(下顎前突 受け口)

反対咬合とは、噛み合わせたとき、下顎前歯が上顎前歯よりも前に突き出る状態をいいます。
下の歯が上の歯より前に出ている(普通は上の歯が前にある)
【原因】
  1. 遺伝
  2. 後天的な原因による場合
    1.乳歯が早く抜けたり、永久歯へのはえかわりがスムーズに行なわれない場合
    2.鼻疾患
  3. 口腔周囲の環境が原因の場合
    1.唇顎口蓋裂の手術の影響
    2.舌癖、大きな舌、短い舌小帯(舌の下のすじ)
  4. 病的な原因、内分泌疾患など
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【障害】
  1. 下顎がしゃくれているため、心理的障害、コンプレックスにつながる
  2. 噛む能力が低下する
  3. サ行、タ行などが、不明瞭にな発音になる

乳歯列期の反対咬合(3〜6歳)

軽度の場合(歯性)
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乳歯列期から矯正をスタートするメリット
  1. 上顎の発育を刺激し、上顎と下顎の発育のバランスを整えることができる。
  2. 顎の形態、舌を含めた口のまわりの筋肉が正常に発育するように環境作りができる。
  3. 言葉や発音を覚える大切な時期に、正常な発音ができるような環境作りができる。

混合歯列期の反対咬合(7〜11歳)

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軽度の場合(歯性) 反対咬合の早い時期(小学校低学年)の第一段階の矯正治療の目的は、前歯の逆の噛み合わせにより起こる障害を早く取り除くことです。前歯の噛み合わせを早い時期に治すことにより、永久歯列での矯正治療の必要がなくなる場合もあります。しかし、多くの場合、反対咬合は、身長の伸びに同調して下顎も伸びるので、永久歯の噛み合わせが不安定になった場合は、第二段階の矯正を行なう必要があります。

永久歯列期の反対咬合

軽度の場合(歯性)
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乳歯列期、混合歯列期の反対咬合

骨格性の疑いが強い場合
上顎の発育が悪いか、あるいは下顎の発育が過剰で、前後的に顎のずれがある場合
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上顎の発育が悪いか、あるいは下顎の発育が過剰で、前後的に顎のずれがある(骨格性)は、前述の様な治療法と、顎の成長に関する装置とを併用する場合があります。
骨格性の疑いがある場合は、治療の技術も高度になり治療期間も長期にわたるため、矯正専門医を御紹介します。

永久歯列期の場合

上顎の発育が悪いか、あるいは下顎の発育が過剰で、前後的に顎のずれがある場合
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上下顎の前後のずれが大きく矯正のみでは歯並びや噛み合わせの改善が不可能な場合は、矯正治療に外科手術を併用する場合もあります。かなり専門的な技術を要しますので、矯正の専門医を御紹介します。

叢生(乱ぐい歯 )

叢生とは、歯が重なりあって、でこぼこになった不正咬合をいう。
顎骨が小さく、歯の生えるスペースが足りないために起こる場合も多い。

【原因】

  1. 遺伝
  2. むし歯により乳歯が早く抜けた。
  3. 外傷
  4. 噛むことの不足による顎骨の発育不足。

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【障害】

  1. むし歯になりやすい。
  2. 歯肉炎や歯周炎になりやすい。
  3. 見た目の印象が悪い。


乳歯列期の叢生
kyousei-r02.jpg 乳歯が隙間無く生えてきれいな歯並びに見えるが、後ろから生えてくる大きな永久歯が並ぶスペースがない。

 

  

これくらい隙間があると後ろから生えてくる永久歯も安心。 

 

 

歯を抜かずに治療する症例

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 歯を抜かないで矯正するには、いくつかの条件が必要です。口元が突出していないで横顔がきれい、前歯の軸は前方に傾斜していないなど、条件が整っている成長期(小、中学生)のケースです。
まず、矯正装置により奥歯を後方に移動したり、歯列を横に拡げる、顎の成長、発育のコントロールを行い、前歯を引っ込めたり、デコボコを治す為のスペースをつくります。
(これらの方法では何よりも、患者さんの協力が必要で、不正咬合の状態が比較的軽いケースに適用されるものです。)

歯を抜いて治療する症例

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歯が大きい、顎の骨が小さいなどの原因で、前歯のデコボコが著しい場合は、どうしてもデコボコを治し為に、抜歯をしてスペースをつくる必要があります。最近は、食事が軟化して顎の発育が悪く、デコボコの前歯の人が増えたといわれています。

 

開咬

開咬とは、上下の歯を噛み合わせても、前歯や横の歯が接触せず、噛み合わない不整咬合をいう。

【原因】

  1. 遺伝
  2. 指しゃぶりや舌癖などの習癖
  3. 鼻疾患による口呼吸

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【障害】

  1. 顔貌が長くなる。口がいつも開いている。
  2. 咀嚼機能が低下する。
  3. 発音が不明瞭になる。
  4. 心理的な障害

指しゃぶりや舌癖などの習癖による開咬

指を口の中に深く入れて、上顎に押しつけて前に押し出すように指をしゃぶると、上の前歯が前に出て口元がでっぱり、上顎の形態まで変わります。
指しゃぶりや舌癖がやめられない場合は習癖除去装置を入れたり、舌や口の周りの筋肉の機能訓練をします。

その他の矯正

歯が抜けたスペースに隣の歯が傾斜している。

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虫歯がひどく、歯肉に埋もれている。


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